【葬儀/司会/研修】言葉のチョイス、気をつけてますか?
2025/04/11
葬儀司会者として一番気をつけていること。
それは「常にお客様の立場に立って考える」ことです。
接遇も、司会もしかり。特に司会者はご遺族と直接話をして、必要なことをお聴きしなければならない仕事。だから言葉遣いには細心の注意をはらいます。
例えば、よく司会者や担当さんが「ご出棺の際、お棺をお運びするお手伝いを男性の方にお願い致します」と言ってるのを耳にしますが…。
お棺の中にいらっしゃるのは、ご遺族様にとって大切な方。「運ぶ」という言葉には私は引っ掛かります。お荷物ではないのですから…。最後まで「人」としての尊厳を大切にしたいですね。
私は「お棺にお手添えをお願いいたします」、または「お棺を霊柩車にお乗せするお手伝いをお願いできますでしょうか?」などと申し上げています。
さらに「男性の方」も今の時代は避けた方がいいかもしれません。「少々お力をお借りいたしますので、男性の方をご中心にお手伝いいただけますか?」などと言っております。
ご遺族は、ご臨終前からの看病や、寝不足、食事を摂っておられないなどで、肉体的にも精神的にも疲弊しておられる方もおいでです。普段なら感じない言葉のあやでも、癇に障られることも。それを理解して、なるべく心安らかに過ごして頂くよう配慮するのも、司会者の役目の一つと言えるのではないでしょうか。
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葬儀の司会としての力を育成
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