【葬儀/研修/司会】打ち合わせを制する者は葬儀を制す！①

打ち合わせはとても大切です。打ち合わせがうまく行けば、葬儀司会はうまく行くと言っても過言ではありません。

まずご遺族との打ち合わせ。これはとても難しいですよね。たとえば、100歳の天命を全うされた方であれば、ご遺族は悲しみはあるものの、ある程度落ち着いてお話ができるでしょう。でも、ご病気はもちろん、事故や事件、災害など、受け入れ難い状況にあるご遺族もおられます。そんな方々に、どうアプローチし、お話を伺うか。

司会者の人間力が問われるところです。

気をつけて欲しいのは、早口にならないこと。それから、声のトーンが高すぎないこと。低めの声でゆっくりと穏やかにお話しすることが望ましいですね。

そして、決して断定をしないこと。何か決めていただかなければならない時は、選択肢を差し上げて選んでいただく。決めつけはクレームの元です。式の前は時間も迫っていますから、急ぐ気持ちはわかりますが、それをお客様に気取られるようではプロとしてはあまり良くありません。うまく決定を誘導して差し上げるのも司会者の力次第です。

この打ち合わせがうまく行けば、ご遺族との信頼関係が結べるはずです。

「司会のスキルを上げたい」「打ち合わせが苦手」とおっしゃる葬儀社様や司会者様、お気軽にご連絡くださいませ。