また、いつか。

2022年に出版した著書を、7月24日付の西日本新聞誌上で、作家・書評家の浦辺登先生が取り上げてくださいました。

「また、いつか」というのは、浄土教の経典の1つ「仏説阿弥陀経」の中の一説「倶会一処」から取っています。

「人はたとえこの世で別れても、また同じところで会うことができる」

という意味です。

とても好きな一説です。

大切な人とのお別れは、身を切るほどに悲しくつらく、耐え難い痛みだけれど。

到底受け入れ難い運命だけれども、

どうか「また、いつか、同じところで会いましょうね」と送ってあげていただきたく思います。

間違いなく、どんな人も、

必ず、同じところへ逝くのですから。

「また、いつか、会える日まで、しばらくさようなら」。

「また、いつか。　葬儀司会者が見た人生・愛・終活」（花乱社）

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