ナレーションの作り方
2025/09/22
葬儀のナレーション、難しいですよね。
何を書いたらいいかわからない…という方も多いのではないでしょうか?
経験浅い司会者さんならなおさらですよね。
美辞麗句でまとめるのも白々しいし、かといってあまり立ち入りすぎても…と悩むところだと思います。
ナレーションを書く上で、私が心がけていることは、
①聞いたことを書く
②たとえ書きづらいことも、飾らずに書く。
③抽象的な言葉を使わない。
この3つです。
①と②は、確かに難しいところもあります。
例えば家族構成が複雑だったり、ギャンブル好きだったり、家庭を顧みない人だったり。そんな故人様もたくさんいらっしゃいます。
でもそれなのにナレーションで「ご家族さまに深い愛情を注がれ…」なんて言っちゃったら、ドン引きだと思いませんか?(実際、参列したご葬儀でありました)
じゃあどうすればいいの?
私はそういう方の場合は、比較的サラリとありのままに話してます。もちろん、故人を貶めるようなことは言いませんよ。
「自由奔放に、マイペースに生きて来られた方」
「精一杯お仕事された後の息抜きは、パチンコとポートレース」
「決して家庭的ではなかったかもしれませんが、自分を飾らずに生きて来られた方」
などとナレーションしてました。
すると意外なことに、ご遺族が涙しておられたらするんですよね。
故人様の欠点も、いい想い出に変えてくれる、ご葬儀にはそんな力があります。
司会者の仕事は、故人様の最期の花道を飾ってあげること。
そう思うと、ナレーションにも力が入るというものです。
頑張ってくださいね!
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